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糖質制限だけでは痩せない!? 逆に太ってしまうかも!?

《 糖質制限だけでは痩せない!? 逆に太ってしまうかも!? 》

普段トレーニング指導をしていて、糖質制限をすれば痩せる。と思っている方が非常に多くいらっしゃいます。
確かに食事をものすごく食べていた時から比べれば、糖質制限をしていけば痩せていきます。

ですが、ポイントを間違えると逆に太ってしまう可能性があります。
逆に太ってしまう可能性の理由と痩せていく為のポイントを紹介していきます。

 

本当に炭水化物摂ってないですか?

意外に炭水化物が入っている食材

・魚肉ソーセージ
「魚肉ソーセージ」と聞くと魚とソーセージだから糖質制限にはピッタリだと思いがちです。
魚肉ソーセージは、1本 80gあたり:糖質10.1gと糖質が少々高めです。
原材料は、魚・砂糖・塩・豚脂・でんぷんなどです。魚の自体の糖質は低いのですが、砂糖やでんぷんなどその他の原料もたくさん使われるため注意が必要です。

・春雨
「春雨=ヘルシー」をイメージがある方も多いと思います。
カロリー制限では強い味方の春雨ですが、本当は糖質の塊です。 糖質制限ダイエットにはNGな食材です。

春雨100gに対して、炭水化物量90gと高い糖質量です。
市販のスープ春雨などは、糖質量が25~30gです。糖質制限での推奨は、1食あたり20~25gですので糖質制限時には
春雨を避け、肉や魚、サラダなどバランスの摂れた食事を心掛けてください。

・ハンバーグ
糖質制限では、肉類はOKとされていますがハンバーグには注意が必要です。
ハンバーグは牛肉と脂質が多い豚肉の合い挽き肉を使用している場合が多く、つなぎにパン粉が使われます。
更に糖質の多いケチャップやソースで味付けをすれば、かなりの糖質量になってしまいます。

ハンバーグを食べたい場合は大根おろしなどの和風の味付けにして、多い量を食べないようにしてください。

 

食事量を減らし過ぎている

冒頭でご紹介した通り、食事を減らしていくと確かに一時的に痩せていきます。

ですが、極端に食事を制限してしまうと身体は飢餓状態になってしまいます。
防衛本能が働き、体脂肪を燃やすことができない為に少量の食事でも太りやすくなってしまいます。

朝食・昼食・夕食と3食、バランスの摂れた食事をしっかりと食べて栄養を摂るようにしてください。

【参考記事】人よりも食べていないのに太っていく!? 食べながら痩せる方法

人よりも食べていないのに太っていく!? 食べながら痩せる方法

 

糖質制限での注意点

筋肉量の減少

糖質制限をしていると当然ですが、エネルギーとなる糖質が不足します。
そうすると身体は筋肉中にあるタンパク質を分解してエネルギーを得ようとします。

体重はもちろん減りますが、身体の筋肉量が少なくなってしまいます。
筋肉量が減ってしまえば、脂肪が燃えにくくなります。
体重は減ったけど、筋肉も減り脂肪はそのままという結果になり兼ねません。

《対策》
①タンパク質を積極的に摂る

糖質制限をする際は糖質を制限する代わりに筋肉の栄養源のタンパク質の補給をしっかり摂っていく必要があります。
タンパク質は肉や魚、納豆、卵などです。

理想的な1日のタンパク質摂取量
男性は、体重(kg) × 1.5g = 〇〇g
女性は、体重(kg) × 1.2g = 〇〇g

例:体重50kgの女性なら、50kg × 1.2g = 60g
1日60gのタンパク質を目安に、1食あたり20gのタンパク質を摂ればOKです。

②食事制限と筋トレ
食事制限だけでは、筋肉が減ってしまう可能性が高くなります。
そこで筋トレを取り入れて、脂肪を燃やす役割の筋肉をつけていくことにより理想的な身体にすることができます。

筋トレは、ダンベルなどの重りを持ってやらなくてもフォームさえしっかりとしていれば効果があります。
まずは生活の中にトレーニングをする習慣を作ってみてはいかがでしょうか?

内臓機能の低下

食べないダイエットや糖質制限だけで栄養の偏った食事は、内臓低下になりダイエット失敗につながってしまいます。
3食、プロテインなどの流動食やスープ系ばかり食べていることも内臓の低下にもつながります。

3食しっかり食べ、適度な運動をするということを心掛けるようにしてください。
ダイエット成功の8割は食事改善です。
ですが、食事制限だけでは筋肉が小さくなってしまい燃えにくくなってしまいます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
脂肪蓄積しやすいご飯・麺・パンやお菓子、ジュースなどの炭水化物の量を少なくして、タンパク質をしっかりと摂り
筋トレをすることで少しずつ身体は変わってきます。

糖質を少なくすると共に、生活の中に筋トレをする習慣も入れるように心がけていきましょう。
筋トレの仕方がわからない。自分でやるのはモチベーションが上がらない。という方はトレーナーにお願いするのもいいと思います。

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