知らないと太る!? 食品に添加されるコーンシロップ
渋谷区広尾にあるパーソナルトレーニングジム「ボディスタイルワークス」の青島宏樹です。
前回のブログで人工甘味料について書かせていただきました。
[blogcard url=”https://bodystyle-works.jp/2019/03/23/artificial-sweetener/”]
このブログを読んでいただいた方から
●カロリーゼロだから体にいいと思った
●ラベルの裏を見るようになった
などと声をいただきました。
今回は、前回ご紹介した人工甘味料よりも怖い【果糖ブドウ糖液糖】についてお話させていただきます。
果糖ブドウ糖液糖って?
人工甘味料は、なんとなく聞いたことはあるけど果糖ブドウ糖液糖はない。。という人は多いのではないでしょうか?
果糖ブドウ糖液糖は、異性化液糖とも言われ、正式名称は「高フルクトース・コーンシロップ」と言います。
清涼飲料水や炭酸飲料、アイスクリーム、お菓子などに多く添加されています。
トウモロコシから作った高果糖の液という意味です。
(フルクトース=果糖)
【 生成方法 】
①トウモロコシのデンプンを科学的に分解して、ブドウ糖液にします。
②そのブドウ糖液糖を酸素で反応させ、ブドウ糖より甘味の強い果糖の変化(異性化)させます。
何がいけないのか?
果糖ブドウ糖液糖に使用されているトウモロコシのほとんどは、アメリカから輸入されています。
作付面積の85%以上が「遺伝子組み換え」と言われています。
日本で使われている果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖を使った商品は、高い確率で【遺伝子組み換え食品】ということになります。
遺伝子組み換えとは?
Wikipediaによると
商業的に栽培されている植物(作物)に遺伝子操作を行い、新たな遺伝子を導入し発現させたり、内在性の遺伝子の発現を促進・抑制したりすることにより、新たな形質が付与された作物である。
食用の遺伝子組換え作物では、除草剤耐性、病害虫耐性、貯蔵性増大、などの生産者や流通業者にとっての利点を重視した遺伝子組換え作物の開発が先行。
除草剤耐性や害虫耐性を強くするために、作物にクモやサソリの遺伝子を組み合わせることが多いようです。
国が定めた表示義務は、成分が分解されれば、表記する必要はないようです。
なので、果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖は原材料を分解して作られているので、遺伝子組み換えのトウモロコシが使われているが、表示義務はありません。
フルクトースが主な原因として発生する症状
フルクトース(果糖)の過剰摂取によっておこる症状は次の通りです。
●肥満(メタボリックシンドローム)
●糖尿病
●高血圧
●ビタミンとミネラルの枯渇
●心臓血管の病気
●肝臓の病気
●ガン
●関節炎
●痛風
フルクトースを摂り続けると、代謝機能を破壊します。
肥満体を増やすだけでなく、体の重要な臓器のまわりに脂肪細胞を増殖させます。
例として、心臓病や脂肪肝(非アルコール性)などになる可能性があります。
更に【インスリン耐性】が起こり血糖値が下がりにくくなります。
そうなることにより、糖尿病のリスクが格段にアップします。
野菜や果物から果糖を摂取する程度なら、食物繊維や他の栄養素も一緒に摂取するので大きな問題ではありません。(※摂り過ぎには注意)
ですが、清涼飲料水や炭酸飲料、お菓子などに多く添加されている果糖ブドウ糖液糖を摂ってしまうと肥満や糖尿病、最悪の場合には臓器不全などにもなる恐れがあるので、注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
近年、食品もどんどんと改良され、お店で多くのカロリーゼロ商品を見かけるようになってきました。
ですが、便利の裏には必ずワケがあります。
カロリーがゼロだから、美味しいから、パッケージが可愛いからなどという理由で選んでは、後で取返しのつかないことになってしまいます。
しっかりと自分で知識をつけて、商品を買うときはラベルをよく見て疑わしい成分が入っていないかを確認して買うクセをつけてください。
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