《水を飲むだけで太ってしまう!? 》
よく女性たちが耳にする「水太り」とは何なのでしょうか?
そもそも水は0kcalで糖質も脂質もゼロなので、飲んだだけでは脂肪がつくことはありません。
ですが、
「私は、水を飲むだけで体重が増えてしまうんです」
「夕方になると足のむくみがひどくて、ブーツがきつくなるんです」
「ストッキングや靴下の跡がしばらく残ってしまう」
という人がいます。
リンパ液の流れ
水太りは「水の飲み過ぎで太ってしまう症状」と勘違いされる方が多いです。
水を飲むとカラダの中に一時的に水が溜まるので、体重は増えます。
ですが、代謝機能が正常な方はいつまでも留まることはありません。
通常でしたら、汗や尿で身体から出ていってしまいます。
女性がよく気にする「水太り」は細胞の新陳代謝が悪く、汗や尿として排出されるはずの余分な水分がカラダに溜まりやすい体質のことを指します。
立ち仕事やデスクワークなど一日中、同じ姿勢で仕事している人や運動不足の人はリンパの働きが鈍くなりがちです。
更にふくらはぎの筋肉が、筋力低下していると血液が上に送られにくくなり、むくみの原因にもなってしまいます。
日頃から下半身のトレーニングをする習慣をつけておくのもいいでしょう。
新陳代謝
むくみやすい方は、細胞の新陳代謝が低く、体重が減りにくく、脂肪が燃焼しにくい傾向の方が多いです。
そのような方は、血行促進や発汗につながる筋トレやウォーキングなどの有酸素運動をして、新陳代謝を上げるようにしていく事が重要です。
ランニングもいいですが、ウエイトトレーニングなど高負荷な重りを上げていくのも適しています。
更に手軽に代謝を上げていく方法は「毎日2リットルの水を飲む」ということです。
1回で大量の水を飲むというよりは、「1日かけてちょこちょこ飲む」のがオススメです。
朝起きてコップ1杯の水を飲むのも効果的です。
https://bodystyle-works.jp/2017/01/24/diet-water/
お客様の中にも「水」と言っているのにも関わらず、「水分」と勘違いされる方がいらっしゃいます。
お茶やコーヒーなどは入れず、純粋に「水」を2リットル飲むようにしましょう。
水太りの対策
① 塩分を取り過ぎない
人体は、体の中の水分濃度を一定に保とうとする働きがあります。
塩辛いモノをたくさん食べた後にのどが渇くのも、その為。
体内に塩分が増えればその分だけ水分も一緒に蓄えてバランスを取ろうとします。
スポーツ飲料にも塩分が含まれているので、ガブ飲みには注意しましょう。
② 筋肉を鍛える
水太り・むくみの症状が特に強くでやすいのは、下半身という人が多いのは重力によって水分や老廃物が溜まりやすいからです。
しかし、「第二の心臓」と呼ばれる脚の筋肉をトレーニングして活性化させておくと
筋肉が収縮する時の力がポンプのように体内循環を助けてくれ、水太り・むくみの解消に大きな効果があります。
③ カラダを冷やし過ぎない
体温が低下すると、体の循環機能は更に低下します。
エアコンの利かせ過ぎや冷たい物の飲み過ぎには十分注意しましょう。
普段、水を飲む時はキンキンに冷えた物より「常温」をオススメします。
まとめ
現代の人は仕事や家事、育児に追われ忙しい日々を送っています。
更に色々な食文化が日本にはあり、飲み物も多種多様。
食の変化や偏り、肉体的な疲れなどで新陳代謝が低下しています。
水をしっかり飲むことで身体は変わってきます。
是非、水補給とプラスして運動をし、汗をかくことで体循環が効率化し、体から老廃物を出すようにしてください。