《 乳幼児全般の子供に食べさせてはいけない11の食品 》
東京でパーソナルトレーナーをしています青島ひろきです。
現在、乳幼児の子供にもつお客様が増えてきました。
そこで乳幼児には食べさせてはいけない食品をご紹介します。
蜂蜜
ボツリヌス菌のリスクがあり、加熱しても絶対に食べさせてはいけません。
「ボツリヌス症」になってしまい、命を落としてしまう可能性もあります。
1987年頃から国が注意喚起をしていますが、高齢の方は知らない人が多いので
「1歳未満は蜂蜜を食べさせてはいけない」という事を伝えてくださいね。
土のついた野菜やコーンシロップなどでも乳児ボツリヌス症の報告があるので
注意が必要です。
牛乳
乳児の体の機能が未熟なうちに、多量の牛乳を与えると「鉄欠乏性貧血」
と「低たんぱく血症」が生じることがあります。
多量のカルシウムが摂られることで、鉄分や亜鉛などの摂取が阻害されます。
それにより、鉄分や亜鉛不足となり貧血の症状が出てしまいます。
牛乳は、そもそも鉄の含有量が0.1mgと少ないうえ、その吸収率も10%と低いです。
(母乳は、鉄含有量0.2mgで吸収率は49%です。)
そのため、牛乳だけを飲んでも鉄分はほとんど吸収されません。
離乳食の食材として、加熱して使うのはOKですが多量に摂らないように注意
しましょう。
豆・ナッツ類・餅・団子など
丸いもの、硬く噛み砕きにくいものは、歯の生えそろっていない子供には
誤嚥や窒息の危険があります。
おつまみの落花生などが床に落ちていると、それを食べてします可能性もあります。
落花生の殻などが落ちていないか気を付けてくださいね。
さらにダイエットの間食として、こんにゃくゼリーを摂られている方がいます。
このこんにゃくゼリーも噛み砕きにくく、誤嚥の原因になりますので手の届かない
ところに置くようにしてください。
生卵・生肉・二枚貝
生ものにはサルモネラ菌、カンピロバクター菌などの細菌感染のリスクが大きいです。
特に肉は必ず加熱するようにしてください。
牡蠣などは、熱処理をすれば1歳から大丈夫とされていますが、あさりやハマグリなど
二枚貝はノロウイルスなどの食中毒の危険性があります。
生魚
刺身は控えるようにしてください。
寄生虫、食中毒などの危険が凝縮されています。
十分に成長してから与えるのが、望ましいです。
骨がないのいので離乳食の食材として、加熱処理すれば与えても大丈夫です。
ダイエットにとって効果が高い「青魚」も乳幼児にとっては気を付けるべきです。
一見、栄養価が高く最適な食材に見えますが、離乳食には不向きです。
理由は、「青魚はアレルギーが出やすいから」です。
他にも鮮度が落ちやすいので、食中毒の心配があります。
与える時は、新鮮なものを十分に加熱処理してください。
白身魚(初期)→赤身魚(中期)→青魚(後期~完了期)の順番に慣らしながら与えていきます。
銀杏
ビタミンB6に似た構造を持つ毒性物質が含まれており、食中毒を起こす可能性があります。
銀杏を食べ過ぎた際、腹痛や嘔吐することがあります。
死に至る危険もありますので、乳幼児には厳禁です。
初めて食材を与えるときに気を付けることは?
初めての食材を与えるときの鉄則は
「一度に初めての食材を2つ以上与えない」ということです。
これは、一度に初めて食べさせる食材を2つ以上与えるとどちらの食材でアレルギー反応が
起きたのかわからなくなってしまうからです。
初めての食材を与える場合は、必ず1種類だけにしてください。
そして、離乳食で初めての食材を与えるときは必ずアレルギーが出た時の場合を想定して
小児科が開いている「平日の午前中に与えること」です。
日曜日や祝日は、病院が休みのところが多いので平日に与えるようにしてください。
まとめ
こどもには細心の注意を払って食べ物を与えなければありません。
アレルギーがあるお子さんは、小児科の開いている「平日の午前中に与える」というのは
試してみてください。
子供に良かれと思ってあげたものが、実はいけないものだったとならないようにしっかりと知識を
つけるようにしていきたいですね。